純度100%の五島産!島民の情熱が結集した極上の焼酎『五島芋』『五島麦』
五島列島酒造
2026.6.24
純度100%の五島産!島民の情熱が結集した極上の焼酎『五島芋』『五島麦』
五島列島の福江島にある「五島列島酒造」をリポートするのは、海なし県(山梨県)出身の俳優・白須慶子さんと、元NBC長崎放送リポーターの荒木美帆さんです!
長崎港から西へ約100キロ。大小152もの島々からなる美しい五島列島の主島・福江島へ。「とてもきれいな海と山があり、すごくいい所ですね!」と白須さんがはしゃぐのも納得の豊かな大自然です。2009年に蔵ができた比較的新しい「五島列島酒造」のコンセプトは、五島以外のものは一滴も入れない純度100%五島産。農業従事者の所得を増やすという明確な目的のために島民たちの協力によって立ち上げられ、あっという間に全国の数々の賞を総なめにしました。そんな伝説の焼酎の裏側には、島を愛する杜氏のひたむきな努力と「手触り」へのこだわりがありました。

蔵の設立について話す谷川杜氏。蔵元には島外からも多くの見学者が訪れる名所となっています。
島民の思いから生まれた蔵
「五島にはもともと焼酎蔵がなかったんですよ。当然作る人もいなかったので“島の人間で誰か作る人はいないか”ということで、私が杜氏になるために多くを学び、酒造会社を立ち上げることになったんです」。そう照れ笑いを浮かべながら語るのは、製造の全責任を担う谷川杜氏。 この酒造会社の立ち上げの最大の目的は、美味しいお酒を造るだけでなく、地元の農業従事者の所得を増やすことでした。原料となるサツマイモ、米、麦、そして水。その全てに五島の素材を使うことにこだわり抜いています。「自分たちの腕よりも、五島で原料を作ってくれている生産者の人たちが素晴らしいんです。みんなが協力してくれたおかげです」と、谷川杜氏の口からは幾度となく島民への深い感謝が溢れます。

五島の農業者の方々へ感謝を語る谷川杜氏。五島産の原料を使うことで五島の農業発展への願いも込められています。
菌と対話する手仕事
焼酎造りにおいて最も重要とされる「麹造り」。五島列島酒造では、五島で採れた大麦を使い、すべて手作業で丁寧に行われています。「自分はね、麹を造るのが好きなんですよ。菌をいかに増やしてやるか、良い環境を作ってやるかっていうのがね」と谷川杜氏がサウナのように暑い室内で、汗だくになりながら手作業で麹を混ぜ合わせていきます。「痩せますよ。サボれないですから。我が子のように見てやらないと」と語るその顔は真剣そのものです。機械化が進む現代においても、最後に大事なのは“触ること”。それは昔も今も変わらないという信念のもと、微生物の声に耳を傾けながら毎日手作業で発酵の具合を確かめています。

手作業で愛情を込めながら丁寧に広げられる200キロの麦麹。温度と湿度を管理し、24時間体制で見守ります。
数々の賞を獲得した実力
五島列島酒造が業界で大きな話題となったのは、設立からわずか数年後のことでした。「最初は『五島芋』25度と『五島麦』25度からスタートしたんです。すると『五島麦』が4年目で福岡国税局酒類鑑評会(2012年、2015年)の大賞を獲得ました。そのとき“五島列島酒造って何者だ!?”と業界がザワザワしましたね」と谷川杜氏。その後もフランスの「Kura Master」でプラチナ賞を受賞するなど快進撃は止まりません。 特に人気なのが本格焼酎『五島芋』。「鹿児島や宮崎などの焼酎用の芋は「黄金千貫」という焼酎用の芋があるのですが、五島にはそれがなく、「かんころ餅」に使われている芋で焼酎を造っています」と谷川杜氏。芋は粘性が高く機械にくっつきやすいため仕込みはとても大変なのだそう。

本格焼酎『五島芋』を試飲して「さつまいもの味がする!」と白須さん。「やわらかい口溶け~」と荒木さんが味をかみしめます。
五島の海を見ながら味わいたい
五島列島酒造の焼酎は、食事との相性の良さが抜群です。 まず、五島列島の特産品である「五島つばき」の花から採取した酵母で作られた華やかでフローラルな麦焼酎『五島椿』。これには、五島近海で獲れた脂の乗ったブリ料理と合わせるのが最高です。 また炭酸に合う焼酎として誕生した五島芋 樽熟成『紅はるか』をソーダ割で試飲した荒木さんは「ああもうダメだ!とても爽やかで全部いっちゃう!」と言えば、「五島の海を見ながら外でグビグビ飲みたいです」と白須さんも大絶賛です。

「お芋の香りと樽香がして、焼酎の幅を広げちゃう感じですね」と、ソーダ割を味わった白須さんが笑顔に。
島を愛し未来へ繋ぐ
最後の試飲では、冷凍庫でキンキンに冷やされた、アルコール度数40度の『蔵出し原酒』をパーシャルショットで。トロトロになった焼酎を口に含むと「甘い!感動!ポワッと優しく胃があったまっていく。40度とは思えない!」と白須さんも荒木さんも感嘆の声を上げます。笑顔になる谷川杜氏に、お酒について伺うと 「子どもを育てているみたいな感じです。辛いこともあるけど、それ以上に楽しいことが多い。この後、地元農家も含めて誰がお酒を造っていくのか。美味しい焼酎を造って、若い世代に技術や思いを繋げていくのが夢です」と涙を流しながら語ってくれました。五島の自然と人々が生み出した奇跡の雫は、これからも島の未来を温かく照らし続けていきます。
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