雲仙初の小さなワイナリー。巨峰とみかんが織りなす「長崎ヌーボー」の感動

小浜温泉ワイナリー

大久保 武志

小浜温泉ワイナリー

2026.7.22

雲仙初の小さなワイナリー。巨峰とみかんが織りなす「長崎ヌーボー」の感動

雲仙市にある「小浜(おばま)温泉ワイナリー」をリポートするのは、登録者数7万人!「グルメ旅YouTubeとももぐ」のトミーさんと、関西を中心に活躍するモデル・カウンセラーの濱田隼人さんです!

長崎県を代表する温泉地として知られ、海と山に囲まれた豊かな自然を誇る雲仙市小浜町。この美しい夕日のまちにある「小浜温泉ワイナリー」は、長崎県で2軒目、雲仙市では初となる非常に貴重なワイナリーです。「ワインのいい香り!これだけで酔えそう(笑)」とトミーさんを笑顔にさせたのは、自家栽培の「巨峰」や地元特産の「みかん」を使った、果実感たっぷりのユニークなワインたち。実はイタリアンレストランのシェフでもあるという代表取締役の川島貴宏さんが目指す「日常の食事に合わせた最高のワイン造り」の現場に潜入しました。

「ちょうどブドウの発酵が進み、今からプレスにかけるところです」と丁寧に工程の説明をする川島代表。

 

巨峰が魅せる本気の発酵

「9月に収穫したブドウが、今ちょうど発酵しているところです」と川島代表が案内してくれた醸造場では、ぶくぶくとタンクの中で発酵する様子が。「うわあ、すごい!香りがめっちゃ来た!」とトミーさん。隼人さんは、浮き上がってくる皮と果肉を潰していく作業を特別に体験。「おっ、思ってたより軽くて入り込んでいく!」とその独特の感触に驚きの声を上げます。「美味しいワインを造るためには、こうやって毎日空気を入れてあげることが必要なんですね」とトミーさんも納得です。使用されているブドウは、私たちが日頃よく果物として食べる食用の「巨峰」。発酵のあとは、いよいよプレス機にかけてワインを抽出します。

「生きている!」とトミーさん。これを濾過すると、透明のワインに仕上がります。

 

渋みを出さない優しい製法

小浜温泉ワイナリーのワイン造りには、「日常の食事に合わせやすくする」ための工夫が随所に散りばめられています。その秘密の一つが「水圧プレス機」。「上からプレスするだけだと渋みが強く出たりするのですが、これだとバルーンで縦横に広がるため、余計な渋みを出さず、良いところで圧力を止められるという利点があります」と川島代表。その言葉通り、出来上がった巨峰のワインは、特有の強い渋みが抑えられ、信じられないほどまろやかでフルーティー。「搾りカスもビール屋さんに持ち込み、フルーツビールにしてもらい、農家の方には有機肥料として使ってもらっています」と、無駄のない循環型の製法にも取り組んでいます。

水でバルーンを膨らませて優しくプレスする機械は、ワインをとっても美味しくしてくれます。

ブドウ栽培に適した立地

川島代表が、ブドウの栽培をしている畑へと案内。「ワインには水捌けがいい所がベストです。とくに雲仙市には段々畑が多く、水が下に流れるので水捌けがめちゃくちゃ良くて日当たりもいいです」と川島代表もイチオシ。また普賢岳という山があり、標高200mから500mという涼しい場所で栽培。約1ヘクタールに1,700本のブドウを植えているそう。醸造場に戻り、愛情を込めて造られた出来立ての長崎ヌーボーを味わうことに!「酸味がきついのかなと思ったけど味に丸みがあって美味しい!今まで飲んだワインの中でダントツ好きです!」とトミーさんが大興奮。「島原半島は海と山のまち。魚介類にも合うワインを作っています」と川島代表が話すように、豊かな海の幸、山の幸と合わせたい最高のワインです。

リリース前の「長崎ヌーボー」を特別にタンクから直接いただきます!「美味い!ダントツで一番好き!」と大絶賛。

長崎名物のみかんを使ったワイン

巨峰のワインの仕込みが終わった1月以降、今度は雲仙エリアの特産品を使ったもう一つの主役級ワインの仕込みが始まります。それが『雲仙蜜柑ワイン』です。温州みかんと八朔を掛け合わせた品種「スイートスプリング」を使ったワインと、温州みかんだけの2種類があるそう。温州みかんの方をさっそく試飲。「香りが完全にみかん!一口目の口当たりはすごく柔らかいのに、喉を通過する時に爽やかな酸味があって、後味はめっちゃフルーティー!」と、トミーさんがその完成度の高さに驚きます。「長崎はみかんが多いので、毎年少しずつ造り方を変えながら挑戦しています。今年は『雲仙蜜柑ワイン』に微炭酸を入れてみました」と、川島代表ならではの感性で、毎年新しい美味しさを探求し続けています。

長崎名物の「温州みかん」や「スイートスプリング」を使用したワイン。微炭酸の爽快感がたまりません。

 

イタリアンシェフが推すペアリング

川島代表は、このワイナリーの近くで日が暮れるとイタリア料理のレストランで腕を振るう現役のシェフでもあります。常に「料理と一緒に楽しむ」ことを前提にワインが造られているため、どんな家庭料理にも驚くほどスッと馴染みます。酸味が少なくまろやかな渋みを持つ赤ワイン『巨峰のヌーボー』には、少し火入れをした白身魚のソテーなどに合わせると、巨峰の果実味がソースの代わりとなって料理を引き立ててくれます。 そして、みかんの酸味と爽やかな微炭酸が効いた『雲仙蜜柑ワイン』。「これはもう、牡蠣にレモンをキュッと搾った逸品に、このワインを合わせてみてください」と川島代表。シーフードの旨味とみかんの爽やかな酸味が口の中で奏でる、最高のマリアージュが楽しめます。

 

小浜温泉ワイナリーのワインと一緒の地元の食材の料理が味わるレストランへぜひ!

 

 

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小浜温泉ワイナリー

小浜温泉ワイナリー

長崎県雲仙市小浜町北本町862番地 TEL:090-6964-5748(レストラン予約)

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